亡くなった母親の実家の遺品整理
粗大ごみ処分として手配します。そして、押入れを開けてみました。ぱっと見てみると、布団が二組、整理ダンスが一つ、ダンボール箱、衣装ケースが10個ぐらいの感じでした。軽く見積もって90リットルのゴミ袋40枚買ってきました。 しかし、作業の途中で片づけを始めなければよかった思うくらいの困難が立ちはだかっていました。 まず、最初に衣装ケースを開けると、しっかりきっちりと服が入っていました。中身を確認しながら、不要なものをどんどんゴミ袋に詰めていきました。きれいに折りたたんである服を確認のため広げると、少しかさばりました。ゴミ袋は、すぐにいっぱいになりました。どれもこれも着たか着ていないかぐらいの感じでしたが、昭和の服なので、デザインもカラーもとても古くさいものばかりでした。 作業の途中で、もう取りおくことは考えずにすべて廃棄してしまおうと思いました。全部で数十着、いや百着以上はあったと思います。結局、最初に買ってきたゴミ袋は足らなくなりました。そして、ある程度の衣装や着物は捨てずにおいておくことにしましたが、あっという間に取り置き分だけでも整理ダンスがいっぱいになっていました。 最終的に衣類用のゴミ袋は60袋以上にもなりました。衣類の回収の日に少しずつ出しました。どうして、こんなに着ることもできない服を置いておくのか理解に苦しみましたが、昭和の時代の人は、物を大変大切に使い、倹約して暮らしてきたのだということが身に染みてわかりました。 もう実家に帰ってくることがない母ですが、残しておいた着物や洋服はしばらくの間置いておくことにしました。]]>
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