自分たちで遺品整理をしてみて感じた事

tokyo11 遺品整理

京都市の蜂の巣駆除の時の様に遺品整理業者に相談していわゆる「終活」というようなものをしっかりとして逝きました。自分が明日どうなるか分からない身で、保険の手続きや遺影、義父達が葬儀のときに困らないように数珠やふくさまできちんと用意するなんて、なかなか出来ることではないと思います。 そんな義母でも、さすがに手が回りきらなかった部分が1つだけあります。それは遺品整理です。ギリギリまで割と普通に生活していて、急な容態悪化で入院したのでタイミングがなかったのでしょう。アクセサリーやカバンなどは生前から叔母や義祖母、そして私にも配ってくれていたのですが、形見には適さないような日用品は、義父と私で少しずつ捨てています。 しかしかなりの時間がかかり、また義父としてはとても大きな喪失感に襲われる作業となるので、専門の業者に相談して一気にして貰えば良かったのではないか、と考えることもあります。 家族だけで時間をかけて死と向き合い、荷物と一緒に心も整理するか、業者に任せて半ば引きずられるように動き出して部屋も心も切り替えてしまうのが良いのか、答えは人によって様々でしょう。しかし、現実として直面してからだと迅速に正しい判断をするのはとても難しいので、日頃からそういう話題をタブー視せず、「まだ心配ないけどね」と笑い飛ばせるうちによく話しておくことが大切だと感じます。 ]]>

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